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布佐町の水害

布佐町水害

「増田実日記」にみる戦時下の我孫子
布佐町の洪水
昭和13年10月13日(木)雨
 ・・・・湖上静かなれど一叟の舟もなく、水漸くあせたれども採泥、採藻などの影無きは何を物語るや。人心本年の凶作に反農離郷是を省みざるなり。
 収穫後の刈田の稲架、全穂をたれて縦横幾百条、眇茫の耕地を圧する情景を見ぬは限りなく寂しく、田面泥土ひた押に露出し畔も崩れて田の区割りもなく所々に漂流存在する。 大水後の惨たる姿は誰か目を覆わざるや。人心の離反又むべなるかな。
以上は増田実の日記に書かれたものであるが、治水工事がすすんだ今は市内での利根川や手賀沼の氾濫は私が生まれてからは記憶にない。
 *増田実は現在の印西市の武藤家に生まれ、我孫子市(旧湖北村)日秀の増田家に養子入った。勉強家であったようだ。
 写真、文章は我孫子市・我孫子市教育委員会発行 我孫子市史資料 近代編 別冊兇茲蠹昭漫一部引用

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