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以前は聖天堂の入り口にあったようである。
市内緑2丁目の国道356号線より手賀沼方面に入ると大光寺があり、その山門の先右側に石塔が建っている。
『不可入産穢忌眠人』とある。但し、この石碑の建立日等は無い。市内の寺社は沢山観て巡ったが、ここはよく通るところであるが気がつかず、はじめて眼にした。
我孫子市史(民俗・文化編)を調べてみると「大光寺の聖天さま、産穢忌服の碑」と題し、その意味が載っていた。
市史には眠が→服に変わっていたが、この文の意味は{(産穢忌服の人入るべからず)お産で穢れた者と死者を出した家の者は入ってはならぬという禁忌の碑である}とある。又、人生最大の節目は出生と死亡であろう。妊娠した婦人がいよいよ出産となり、羊水とともに出血を伴いながら赤ん坊はこの世に出てくる。この時の血を穢れと考えていた。ともある。
昔は喪中は門を閉ざし外出も控え家の中では喪服を着ていたようです。
ところで、我が家は仏教徒ですが先祖が埋葬され又自分も何時かはお世話になる菩提寺です。父親が亡くなったお正月でも父が好物だった物を供えたりもしました。喪中であるかどうかに関係なくお参りするものだと考えます。
皆様はどう考えますか。
*この文章につき大光寺の石碑について批判中傷するものではありません。